2014-01-12 Sun
昨年(2013)は稲作面積が10町歩になり、ゆめみずほやコシヒカリを中心に生産し、金沢市内の和菓子屋さんに納品するために「羽二重糯」という品種のもち米を3.5反生産しました。また、減農薬・有機肥料使用の特別栽培米コシヒカリも5反生産。その中の400kgを原材料に金沢市内の老舗である今川酢造に委託して「米酢」づくりも始めました。「米酢」は本年7月頃には製品となり発売予定です。イタリア野菜の栽培も3年目となり、春先のチーマデラーパやカーボロ・ネロ、夏場のズッキーニ、ロメインレタス、カルチョーフォなど、そしてイタリア茄子(フローレンス・パープル)もうまく収穫できました。秋から冬にかけては、カーボロ・ネロ、ロメインレタス、キォッジャ、サボイキャベツ、ポロねぎなども収穫。イタリアンレストランや主婦の方々に直接販売もできました。また、イタリア野菜を美味しく食べるための料理教室も実施し、多くの方々に食してもらう機会も得ました。
オリーブ事業は、春先に70名近くの参加者とオリーブの苗木50本を定植するイベントを行い、10数名のオーナーの方も得ることが出来ました。何よりも、オリーブの苗木を購入する資金を「FAAVO石川」というクラウドファンディングのサイトで多くの皆さんから募金を募ることもできました。さらに、栽培技術を得るために七尾市の助成金を活用して、小豆島より栽培アドバイザーを招聘し、栽培状況や知識などを教えていただきました。
稲作を中心とした農業法人であり、イタリア野菜の栽培と販売、そしてオリーブの栽培など、島の向田地区を始め島にいる農業者に刺激を与え続け、農業の魅力を伝えて行きたいです。農業を通じて「島を元気にしたい」「島の子供たちが農業に進む環境を作りたい」このような想いで、今年も駆け続けます!!

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